★無料メールマガジン
『知って安心! 不安をなくす、妊娠・出産の豆知識』
(ID:0000170925) 読者登録はこちら♪  
   http://www.mag2.com/m/0000170925.html

 

 

○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○

      知って安心! 不安をなくす、妊娠・出産の豆知識

                                    第8号 2005/11/6 発行
○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○〜○

 ♪ 読んでくださってありがとうございます!
 ♪ 当メールマガジンは、出産を控えている妊婦さん・妊夫さんに妊娠・
 ♪ 出産にまつわる豆知識をお届けしています。
 ♪ 時には不安にさせるようなことも書いてしまうかもしれませんが、
 ♪ 「あのとき知っていたら・・・」と思うよりは、知っていて始めから
 ♪ 対処できる方が良いと考えています。
 ♪
 ♪ どうしても心配なこと、医学的なことなどは、どんどん主治医の先生
 ♪ や助産師さんに相談して、コミュニケーションを取ってくださいね☆
 ♪ コミュニケーションから信頼が生まれます!


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

・゜●。・−今日のお題−・゜●。・

−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・
◆◇ インフルエンザ ◆◇
−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・−・

上のお子さんがいる方などは、「もう予防接種行った?」なんて話題も出て
くる季節になりましたね。

前回の予告とは違いますが、そろそろシーズンに入るので、先にインフル
エンザを話題にしたいと思います。

ごめんなさい。前回の予告は次回にさせてくださいね。



★ インフルエンザとは?

インフルエンザウイルスによって感染します。

風邪と違って、高熱、関節痛などの全身症状、重症化しやすいなどの
特徴があります。
頭痛・のどの痛み・鼻水などの症状も見られます。

インフルエンザにはA型、B型、C型の3つのタイプがあります。
その年によって流行する型が違います。同じ年の同じ型でも微妙に形が
変化してしまいます。
インフルエンザにかかると免疫を獲得しますが、型が違ってしまうと
免疫も役に立たないので、毎年感染してしまう可能性があるんです。



★ 妊婦がインフルエンザにかかると赤ちゃんに影響するの?

妊娠中にインフルエンザにかかってしまっても、おなかの赤ちゃんに影響
することはほとんどないと言われています。

ただ、妊婦さんは使える薬が限られていますので、妊婦さん自身がつらい
かもしれませんし、高熱が続けばやっぱりおなかの赤ちゃんも疲れて
しまいます。



★ 薬は使えるの?

発症後48時間以内なら有効とされる抗インフルエンザウイルス薬の
「タミフル」は、妊娠中でも使えるようです。

でも、薬を飲まないと治らない、という訳でもありません。


どうしても辛いけど、タミフルは飲みたくない!でも辛い!というなら、
抗インフルエンザ薬を使わないで、解熱剤だけを使うという手もありますよ。



ただし、タミフルは母乳には出てしまうそうです。
出る量は微量でこれによって赤ちゃんに影響が出たという報告は
まだないようなので、使うという選択肢もあるかと思いますが、授乳中は
使わない方が良いとされています。


母乳にインフルエンザウイルスが入っている可能性は否定できませんが、
インフルエンザは咳やくしゃみなどの飛沫感染が主なので、「母乳を飲んだ
から」じゃなくて、「赤ちゃんのすぐそばにいたから」、授乳によって
赤ちゃんに感染してしまう可能性はあります。

でも、母乳に含まれる免疫物質は赤ちゃんにとても良いものなので、
授乳中にインフルエンザにかかってしまっても、なるべく授乳してあげて
くださいね。
寝ながらでも授乳できますから☆




★ 予防接種は受けられるの?

ワクチンには「生ワクチン」と「不活化ワクチン」があります。
生ワクチンはごく弱く感染して免疫を作り、不活化ワクチンは病気を起こす
力をとってしまった死菌を使っています。

だから、妊婦さんには生ワクチンは使えませんが、不活化ワクチンなら
場合によっては使うこともできるんです。

インフルエンザワクチンは、「不活化ワクチン」です。
だから、妊娠中でも接種することが可能です。

その場合は中期以降(医師によって推奨週数が少し違います)が良いと
されていますが、合併症などのリスクがある場合は、週数にかかわらず
受けるべき、という医師もいます。

アメリカなどでは、妊婦さんは老人などとともに「積極的に接種させたい人」
に入るそうです。



★ 日本国内では?

他のワクチンにも言えることですが、予防接種をしたことで、妊娠中の女性
に対してどう働くのか、胎児への影響があるのか、といった調査は、国内
ではまだ十分にされていないのが現状です。

今のところ、国内で妊婦さんや胎児に大きな副作用が出たという話はあり
ません。

また、インフルエンザは年によって流行する型が違うため、予防接種をして
も、かかってしまう可能性もあります。

だから、「インフルエンザにかかってしまった時のリスクや不利益」と、
「予防接種をすることのメリット」と「予防接種をしたことのリスク」とを
よ〜〜〜〜く考えて接種することが必要です。



★ 打つメリットが大きい人とは? 打つリスクの高い人とは?

予防接種をするメリットが大きいのは、心臓病、ぜんそくなど、インフル
エンザにかかってしまった時に重症化しやすい人があげられます。

また、接客業をしていたり、子どもに関わる仕事をしていたりすると、
感染のリスクはどうしてもあがってしまいますので、予防接種を考慮して
も良いと思います。


予防接種において注意しなければならないのは、アナフィラキシー・
ショックです。
インフルエンザワクチンは、製造の過程で鶏卵を使っていますので、
卵アレルギーの人はやめておいてくださいね。


自分の生活や体質、周囲の流行具合を見てよく考えてくださいね。



★ いつ予防接種するの?

受けるのならもう明日にでも(笑)

接種してから効果が出るのに2週間は必要です。
ワクチンの有効期間は5ヶ月ほどです。

インフルエンザの流行期間は12月〜3月と言われています。

地域にもよりますが、11月中旬〜下旬頃までには受けたいですね。



★ みんなで予防しよう!

予防接種を受ける人も受けない人も、家族や周囲の人と一緒に予防して
いくことが大切です。

手洗い・うがい・部屋の換気・加湿などが効果的とされています。

妊婦さんはどうしても免疫力が下がるので、睡眠不足や疲れることは
なるべく避け、人混みも避けて、元気に冬を乗り切ってくださいね。




★ ちょっと整理

・インフルエンザはかかっても胎児に影響することはあまりない。

・でも、妊婦さん自身が辛い思いをする。

・予防接種(ワクチン)は受けてもOK。

・予防接種をしても、100%かからないという訳ではない。

・インフルエンザにかかってしまった時、抗インフルエンザ薬(タミフル
など)は妊娠中でも使用可なので、薬でスパッと治してしまうのもアリ。

・だけど、抗インフルエンザ薬を使わないと治らない訳でもない。

・タミフル以外にも抗インフルエンザ薬はあるし、解熱剤のみを使用する
という選択肢もある




●○● 編集後記 ●○●=============================================

いかがでしたでしょうか?

妊娠中は不安に思うことがいっぱいです。
その中でも自分で選択できる「予防接種」は悩みの種ではないでしょうか。

迷ったら、主治医や助産師さんなどに相談するのも良いと思います。

また、接種の際には「妊娠中です」と必ず伝えてくださいね。


去年、「紅茶でうがいをするとインフルエンザ予防になる」と小耳に
はさんで、子どもたちとやっていました。

民間療法なので、効果のほどはわかりませんが、タンニンとかカフェイン
とかが効くのかな〜と考えて、今年もやってみようかな?と思っています。
残った紅茶を飲むのが目的だったり(笑)

妊娠中の方は、カフェインの摂りすぎが気になるので、あとで飲む時は
少量にしてくださいね(笑)


★メルマガランキングに参加しています。
 よろしければ下記アドレスをクリックしてくださいね♪

http://www.1ibp.com/ranking/ranklink.cgi?id=momotea

==========================================================●○●○●○


======================================================================

このメールマガジンは「まぐまぐ!」を利用して発行させていただいています。

登録・解除は、↓のURLで行って下さい。
http://www.mag2.com/m/0000170925.html

★バックナンバーはコチラ!
http://mesho.org/birth/merumaga.htm

----------------------------------------------------------------------
ご意見、ご感想お待ちしております♪ → このメルマガに返信してくださいね

・必ず「件名」を入れてくださいね。
 (「メルマガ」などのキーワードを入れていただけると助かります)
・名前(ハンドルネーム可)も名乗っていただけると嬉しいです。
・添付ファイルのあるメールは内容にかかわらず削除させていただきます
 のでご了承ください。

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
<知って安心! 不安をなくす、妊娠・出産の豆知識>
発行責任者 : 桃tea
Copyright(C)2005 momotea all rights reserved  無断転載を禁じます
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 

 

 

バックナンバーの一覧に戻る

 

出産・育児カフェTOPに戻る

「 めそとわたしのつれづれなる日々」総合TOPに戻る