シャア・アズナブルという人

シャア専用MS

極秘資料


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シャア・アズナブルという人

シャアは悲しい運命を背負って生まれたのかもしれない。
パイロットとしては一流であった。
ニュータイプの時代へ導くという考えも一流であろう。
しかし、彼自身は一流のニュータイプではなかったのだ。

名前遍歴 キャスバル・レム・ダイクン ジオン共和国を樹立したジオン・ズム・ダイクンの長男。
エドワウ・マス 父ジオン・ズム・ダイクン暗殺。
危険を感じたジンバ・ラルの手によって
妹アルテイシア・ソム・ダイクン(後のセイラ・マス)
と共にマス家の養子となる。
シャア・アズナブル ジンバ・ラルの「父はザビに暗殺された」
の言葉を受けザビ家に復讐を誓う。
正体を隠すため仮面を被り
シャア・アズナブルと名乗りジオン軍に入る
クワトロ・バジーナ クワトロ・バジーナを名乗り非合法で連邦軍の軍籍を取得。
後にエゥーゴに参戦。
搭乗MS MS−06S
ザクII
シャアの乗ったMSではもっとも有名。俗に言うシャアザク。
シャア専用にチューニングされており
通常のザクの3倍のスピードを誇るという。
ルウム戦役ではこのザクに乗り戦艦5隻を撃沈。
その活躍から「赤い彗星」の異名をとる。
MSM−07S
ズゴック
ジャブロー攻略作戦で使用。
RGM−79ジムをクローで貫くシーンはあまりにも有名。
しかしウッディー・マルデンの乗るファンファンに
モノアイをやられ退散。
MS−14S
ゲルググ
非常に高い位置でバランスが取られており、
RX−78ガンダムと同等以上の性能を持つ。
しかし不運なことにニュータイプとして覚醒した
アムロ・レイの前に歯が立たず、
結果として自分をかばったララァ・スンが殺されることになる。
MAN−02
ジオング
シャア初のサイコミュ搭載MS。性能だけを言えば
ガンダムより上である。
ララァ・スンの死によりニュータイプの片鱗を見せるが、
ニュータイプとして完成されつつあるアムロ・レイには
引き分けるのが精一杯であった。
RMS−099
リック・ディアス
ガンダリウムγを使用した初のMS。
開発当初はγガンダムと言われガンダムとして開発されたが、
ガンダムとは容姿が似つかないため
クワトロ・バジーナによりリック・ディアスと命名された。
クワトロ・バジーナとして初搭乗のMSである。
MSN−100
百式
100年間使えるようにと名前が付けられた。
非常にバランスの取れたMSであるが、
後半の力不足はいなめない。
クワトロは弱いと思われ続けてきたが、このMSで
パプテマス・シロッコのPMX−003ジ・Oや
ハマーン・カーンのAMX−004キュベレイと
戦っていた所を見ると、やはり赤い彗星は伊達じゃないと思われる。
MSN−04
サザビー
第2次ネオ・ジオン抗争時のサイコミュ搭載MS。
サイコフレームにより増大した脳波でファンネルを操る。
事実上シャアが乗る最後のMSである。
搭乗MS
番外編
MS−06C
ザクII
ゲーム・機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜
MS−09RS
リック・ドム
小説・機動戦士ガンダム
ゲーム・機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜
MS−15S
ギャン
ゲーム・機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜
RX−78
ガンダム
ゲーム・機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜
AMX−002S
ノイエ・ジールII
ゲーム・機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオンの系譜
MSN−04II
ナイチンゲール
小説・機動戦士ガンダム 逆襲のシャア 〜ベルトーチカ・チルドレン〜

シャアが搭乗したMSとそれにまつわる様々な謎。
謎の答えを知っている方は、是非教えてください。

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 MS−06S
ザクIIS型

シャアザク
 シャアキック
「見せてもらおうか、連邦のMSの性能とやらを」
シャアザクことMS−06Sシャアカスタムである。
一週間戦争に続くルウム戦役ではこれに乗り5隻の戦艦を沈めた。
その偉業は高く評価され、敵味方問わず『赤い彗星』と恐れられた。
その後においても性能に勝るガンダムとの互角とも言える戦い、大気圏突入時の戦闘などを経験し、シャアの代表MSとなった。

ちなみに一週間戦争時はシャアはMS−06Cのアンテナ無しのザクを赤い塗装で乗っていたとされている。一週間戦争での功績が認められS型を与えられた事になる。
PSゲーム「ギレンの野望〜ジオンの系譜〜」のこれを見る限り、「角のないシャアザクはシャアザクじゃない」と思ってしまう。
このザクは一般のC型とさほど性能の差はないと思われる。


しかしこのシャアザクに関しては納得できない点がある。
そう、3倍の謎である。一般には通常の2〜3割増の推進力をもつが、 ルウム戦役の際に使用した高速一撃離脱戦法による「5艘跳び」が 通常のザクに比べ3倍ものスピードに見えた、とされている。
初登場の時にオスカ・ダブリンは「1機のMSは通常のザクの3倍のスピードで接近してきます。」とはっきり言っている。いくらオスカが新米といえどこれほど大げさな間違いはしないはずである。
豆ザク知識
MS−06C:ザクIIC型。南極条約前に生産されていた対核装甲を施した機体。
MS−06F:ザクIIF型。対核装甲をはずした機体。通常ザクIIといえばこれ。
MS−06J:ザクIIJ型。地上用。重力下における移動を考慮した機体。
MS−06S:ザクIIS型。指揮官機でアンテナ有り。性能はF型の2〜3割増。





 MSM−07S
ズゴックS型

シャアズゴック ・ シャズゴ
 ジムの串焼きファンファン風味
「さらに出来るようになったな、ガンダム!」
シャアが搭乗したMSの中でも異色のMSで、人により好き嫌いが分かれる。
ガルマを守りきれなかったとして左遷されていたシャアはキシリアによって再び戦場に戻ってくることになった。その後のジャブロー降下作戦においてこのズゴックを赤い塗装で使用した。

シャアはこのズゴックをジャブロー降下作戦時に一度乗ったきりであるが、RGM−79ジムをクローで貫くシーンはあまりにも有名であり、強烈なインパクトを与えた。


ズゴックに関しては、謎と言うよりもシャアの非常識なところが大きい。
ジャブローに潜入し情報収集や破壊工作をするのが役目のはずである。
しかし赤!、MSが赤なのである。その他のズゴックは青系、ゴッグヤアッガイに至っては茶系のカラーリングなのに、シャアだけ赤。これはもう個人のわがままに他ならない。
おそらく出撃の際にも部下に止められたはずである。シャアのことだから「カラーリングの問題ではない、見つからないように行動するのが作戦だ。」とか言って部下を丸めこんだのだろう。
MSから降りてもいつもの服装。アカハナを筆頭に部下全員がコソドロスタイルなのにシャアはいつもの服装なのである。シャアはかなりのわがまま者ではないだろうか。それともジオン軍というのはよほど民主的で個人の自由を最優先にする軍隊なのか。





 MS−14S
ゲルググS型

シャアゲル ・ シャゲル
 ヤキモチアタック
「ヤツとの戯れ言はやめろ!」
個人的にゲルググというMSが好きである。ゲルググのバリエーションはどれをとってもカッコイイ。
性能から言えばガンダムに匹敵する高性能機である。ビームライフルやビームナギナタといったビーム兵器を持ち、出力の点ではガンダムをも上回る。このゲルググは先行試作型としてシャアに与えられる予定であったため他のゲルググに比べ、若干の性能強化が見られる。本来先行試作型には型式番号にYが付けられ、YMS−14であるが、指揮官機として使用されたためMS−14Sと表される。

シャアにとってこのMSは不運を招く悪魔のMSかもしれない。慣らし運転無しで使用したことによる不調、危うく妹のセイラ(アルテイシア)を攻撃しそうになる、それがもとでララァが殺される。悪いことづくしである。


ゲルググでは「慣らし運転」が謎である。確かに現代で言えば車に相当すると思うので、慣らし運転が必要だろうと思われるが本当だろうか?
後に搭乗するジオングに至っては完成度が80%で有りながら、整備兵は「この状態で100%の性能が発揮できます。」と言っている。80%しか完成していないMSが慣らし運転などできているはずがない。しかし、シャアはその事には一切ふれていない。ゲルググ特有のものなのか。





 MSN−02
ジオング

ジオング
 オール・レンジデ・チン
「見える!私にも敵が見えるぞ!」
一年戦争最期にして初のニュータイプ専用MS。そしてシャアの乗ったMSの中で最も地味なカラーリングのMSとしても有名?
サイコミュを搭載し、有線ながらオールレンジ攻撃を可能にしている。ジオン軍の総決算としてMSの名に「ジオン」の冠を使用している。

シャアにとって初めてのサイコミュ搭載MS。そして、たとえ素質があったとしても半端なニュータイプ能力ではジオングは自由に扱えなかった。(一説には足が無く、シャアキックが出来なかったから、という説もあり?)
間違いなく一年戦争最強のMSであったが、当時最強のニュータイプだったアムロ・レイを相手に両MS大破というのは情けないと言うべきか、よくやったと言うべきか。


ジオングの謎。それは永遠のテーマ(大げさ)。言うまでもないだろうがコクピットである。

第一・シャアってどこに乗ったの。
ジオングのコクピットは頭部である。これはアニメを見ればよくわかるが、胴体を破壊されてもパイロットが生還できるように頭部が戦闘可能な脱出ポットの役目をしている。そしてシャアも胴体を破壊されて頭部のみで戦っている。
しかし、画面で確認できる限りシャアは胸部に乗り込もうとしている。コクピットは頭部ではなかったのか?ガンダム百科事典によると、ジオングは頭部、胸部の2カ所にコクピットがあるとされている。しかし、胸部に乗ったシャアがいつの間にか頭部にいるというのはおかしい。
仮説はいくつかあるが、私的意見では、
『胸部に乗り込もうとしたシャアを例の「100%整備兵(笑)」に指摘され、恥ずかしそうに頭部に乗り直した。』
『胸部に乗り込むとシートがヴィーーーンと頭部まで移動する』
のどちらかではないかと思う。(ホントか?)

第二・コクピットって広いの?
ジオングに乗る際、シャアはノーマルスーツを着ていない。そして出撃後、ガンダムとの戦闘中に両腕を撃たれたところでノーマルスーツに着替える。・・・コクピットってそんなに広いのか?それ以前にノーマルスーツ嫌いのシャアが安全のため、とコクピットにノーマルスーツを持ち込んでいるなんてマヌケすぎないか?

おまけ
完成度80%というのも謎である。一般的には脚部が無いため、となっている。
しかし、そのほかコクピットの乗り込む位置が胸部だから80%という説や、カラーリングが赤くないから80%という説もある。

 

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ここから下は歴史から抹消されたはずの資料を極秘に入手したものです。(つまり嘘です)


 

極秘資料No.1  シャア専用コムサイ

シャアが乗っていたムサイ級戦艦「ファルメル」に搭載されていたものとは全くの別物。
シャアは本来、ファルメルを赤い塗装で使用したかった。しかしドレンをはじめとする乗員達の反対もあり塗装は標準色となった。
どうしても赤い塗装を諦めることができないシャアは直属の部下に覚られぬようサイド3の民家を利用してコムサイを生産する。
この時、作業員の数が足りず、生産に通常のコムサイの3倍の時間がかかったとされる。
残念ながらこのコムサイは使用されることはなかった。

 



極秘資料No.2  シャア専用ボール

ジオン軍が連邦より極秘に入手した資料をもとに試作した機体の試作1号機。
ガルマを見殺しにしたと左遷されてからキシリアに拾われるまでの間使用した機体である。性能は連邦で使用されるボールとの差はほとんどなく、カラーリングはシャアカラーになっている。
シャアはこれに乗り連邦の5艘の戦艦に撃破されそうになった。
それからこのMAは「赤いお手玉」の異名をとり、敵味方問わず笑われた。

 



極秘資料No.3  シャア専用ザクレロ

「これがいい。これを私専用にカスタマイズして開発するのだ。」
元々ザクレロの量産が白紙になっていたため意気消沈していたザクレロ開発者は、喜んで開発に取り組んだ。
この機体は通常のザクレロとは一味も二味も違う設計になっていた。
カラーリングはもちろんのこと、隊長機を示すアンテナが取り付けられた。そして接近武器のヒート・ナタは「ビーム・ナタ」に変更された。
そして一番の変更点はシャアキックを再現するために「脚」が取り付けられたのである。
しかし、完成を間近にしてシャアにはゲルググが送られザクレロは用無しとなった。

 



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