で、おなかを切り、子宮を切り、「はっ早くしてー！！」と内心思いながら、いよいよ赤ちゃんの取り出し。

おなかをムギューって押された感じですごく苦しかった。

出た瞬間、一気に身体の力が抜けた。

「ほーら出たよー」　「大きな男の子よー」　と声がかかる。

あ、やっぱり男の子か。

性別は聞いてなかったんだけど、男の子っぽいって周囲から言われてたし、名前も男の子の名前ばっかり浮かんでたの。どうりでね。

でも、「大きい」！？

直前の検診では確か２７００ｇ前後の予想体重だったはず、とか、疲れ果てながらも考えてた。
推定体重はあくまで推定体重なのね。

先生が赤ちゃんを見せてくれる。

一生懸命目を開けて見る。

「これが私の子か・・・。この子がおなかに入ってたんだ〜」ってのが実感。

あ、産声は？　と思ったら、なんか低い声で一生懸命泣いてるのが見える。

「・・・か、可愛くない声〜！」って思っちゃった(^^;)

ごめんよ、めそ。

だって、カエルがつぶれたような声だったんだもん。

でもやっぱり産まれた瞬間には涙が出たよ。

そして縫合。

先生に「あっという間だったでしょ」と言われたけど、痛かったから意外と長く感じた。

実際、切り始めてから出るまでは６，７分ぐらいだったんだろうけどね。

傷をパチパチとめられてる時には痛みもなく、脱力。

そして病室へ。

分娩室＆手術室を出たところで、家族が「お疲れ」って言ってくれて嬉しかった。

でも胎盤見たかったな〜。

妊娠中の栄養状態が良いときれいな胎盤ができると聞いていた私。

私の栄養状態はどうだったのだろう？

めそにとって居心地が良かったのかなぁ？

ま、足位で帝王切開だったから、見られないのは仕方ないか。