VBAC(帝王切開後の経膣分娩)失敗で子宮破裂、胎児仮死を経験した記録です。妊娠中の経過〜陣痛が来るまで。前駆陣痛など

1.VBACとは(豆知識)
 
2.陣痛が来るまで
 
3.陣痛が来てから
 
4.手術決定!
 
5.手術
 
6.手術を終えてから
 
7.手術後の経過 8.手術を終えて思うこと 9.用語解説

 

 

2.陣痛が来るまで


妊娠経過はきわめて順調だった。
もちろん、つわりはあったし膀胱炎も経験したけど、出血トラブルもなく、各種検査も問題なく、こんなに順調でいいのかしら?って感じ。

予定日は10月28日。前駆陣痛は10ヶ月に入る直前からあったけど、予定日になっても他に特に兆候もなし。
ただ、予定日数日前から、おりものが少し多め、前駆陣痛はかなり強くて、夜中に痛くて目が覚めることも。
予定日の2日前に実家に上の息子・めそと移住。
実家には年少さんのめそが通っている幼稚園バスが通っている。事前に幼稚園に問い合わせたら乗せてくれるというので安心。そこのママさんたちも、みんな感じのいい人たちでまた安心。



予定日を2日過ぎた10月30日。
やっぱり前駆陣痛以外の兆候はなく、めそを幼稚園に送り出した後、1人で近所のスーパーに行ってみたり、町内をお散歩したり。町内は建て替えラッシュで、きれいな家が多くて楽しい。

お昼過ぎ、この日はめその幼稚園が午前中で終わりだったので、バスが来るところまでお迎えに。
来ていたママさんたちと話していたら、突然何か流れる感覚。そんなに多くもないけど、明らかに何か出てきた。破水だ!

「あっ・・・、今破水した!」と言ったら、他のママさんたちもビックリ。そりゃそうだ(笑)。

その後はたくさん水が出てくるでもなく、おなかが痛くなるでもなかったので、「大丈夫」と言って、バスを待つ。
みんな、「いっかい家帰る?」「お子ちゃん送ってこうか?」と、いろいろ心配してくれてありがとう。こういう時に限ってバスが遅れるんだよね〜。

ようやくバスが着き、めそが帰ってきたので、あわただしく実家に戻る。
家にいた父親に、めその着替えと食事を頼み、仕事に出ていた母親とLeikに連絡。
Leikは夕方に戻ればいいということで抜けてもらって、一緒に病院へ。



その日は木曜日。休診日(手術日?)だったので、全く待つことなく診察。

先生は、なにやら横の看護師さんと短い会話を交わした後、「破水じゃないねぇ」。

「え?」

先生は、綿棒の先を示して、「羊水なら、ここの色が変わるの。この色は、羊水の反応じゃないんだよ」。

どうやら、私の子宮口付近にこの綿棒をつっこんでいたらしい。

じゃあ、さっき流れ出たのは何? と思っていると、「おりもの。お産が近くなると、粘性が落ちて水みたいになることがあるんだよ。だからおしるしだね」

「無色透明でおしるし?」「そう」。

私はへぇ〜っ、てな感じ。
おしるしっていうのは、お産が近づくと出る少量の出血、と認識していたので、こんなおしるしがあるなんて知らなかった。
そうか〜、と思ってると、「帰っていいよ。陣痛が来たら、早めに来てね」とのこと。
おしるしなら、そりゃそうだ。でも、念のためNSTをとってから帰ることに。



NSTをとり始めてしばらくして、また看護師さんがやってきて、「おなかだいぶ張ってるね。痛い?」と訊かれた。

「はい。ここ数日、前駆陣痛がひどくて・・・。でも、不規則だからまだ陣痛じゃないんだ〜と思って・・・」。

確かに、「おなかの張り」を示す数値はかなり高め。だけど、不規則。

看護師さんは、「今ちょっと先生出かけちゃったんだけど、このまま帰すには、ちょっと張りが強いから、先生が帰ってくるまでこのままでいてね」と言って出ていった。

確かにこのまま帰れって?と言うぐらいおなかは結構痛い。
横にいるLeikは結構暇そうだったけど、付き合ってもらう。



張りは「まだ不規則? でもちょっと規則的になってきたみたいだな〜」って感覚。

痛みは、気晴らしに読んでいた本を閉じて「う〜ん」と言ってしまうぐらいの痛み。

先生も帰ってきてグラフを見たらしく(ナースステーションのモニターでも見られるのだ)、「入院でいいって」と看護師さんに言われたときには正直言ってホッとした。

Leikが「帰るから、来なくていいよ」と言ってあった双方の実家に連絡してくれる。
まだ完全には規則的な張りじゃなかったけど、やっぱりこれって陣痛なのかな〜って感じ。

 

 次を読む

 

★無料メールマガジン
『知って安心! 不安をなくす、妊娠・出産の豆知識』
(ID:0000170925) 読者登録はこちら♪  
 
★妊娠したい方や妊婦さん、小さいお子さんをお持ちの
 方にも「大好評」の無料レポートもあります。
 詳しくはこちら♪

 

出産・育児カフェTOPに戻る

「 めそとわたしのつれづれなる日々」総合TOPに戻る