VBAC(帝王切開後の経膣分娩)失敗で子宮破裂、胎児仮死を経験した記録です。手術後の処置や経過です。
7.手術後の経過
手術前に右手に刺された針が腕にガッチリ。 右手の指には洗濯ばさみ・・・もとい、血中酸素をみるセンサー、左腕には血圧計が定期的にシューシュー言ってる。 両足には足ポンプ。
昼過ぎに看護師さんが2人がかりで身体を拭いて着替えさせてくれる。 正直言って「結構です」ってな心境だったけど、動く練習にもなるし、シャワー浴びられるのは何日も先だから、しょうがない。 で、夕方ぐらいだったかなぁ? ・・・来た(^^;) 次の日に立たされるのは、前回の帝王切開でも経験してるので、ある程度覚悟してたんだけど、やっぱりしんどい。 でも、昨日の痛みに比べたら何とかいける! と自分を奮い立たせ、ゆっくりベッドを起こし、看護師さんに抱えられながら何とかベッドサイドに立つ。 そこでちょっぴり足踏み。ふぅ〜。 その日はそれでおしまい。 足ポンプからも解放されて(と言っても足枕はそのままだし、 傷が痛くてまだ自分で足をあまり動かせなくて、看護師さんに足の位置を変えてもらったりしてたけど)、点滴もとりあえず抜けて、あと付いてるのは導尿だけ。 夕ご飯から食べられるように。3分粥とおみそ汁と梅干し。 食べるのはつらいけど、おいしい。 その後だんだんふつうのご飯になっていく。
朝は3種の点滴を一通り。 夜に抗生剤の点滴。 昼過ぎには導尿も取れて、夕方自力でトイレへ。1回は看護師さんも一緒。 部屋の目の前のトイレが遠い。 1人だと、ベッドから起きるのに10分とかかけてた。 痛いから、あんまり起きたりしたくない。 でも、あんまり溜めてるとあとばらに響くし、早く回復するためにもガンバらねばっ!
点滴は前日と同じ。 前日よりだいぶ楽に動けるようになってきた。回復力ってすごい。 午後に大部屋(4人部屋)へお引っ越し。同じく午後から授乳室へ行って搾乳開始。 搾乳は授乳時間と一緒。 搾乳は痛くて大変だったけれど、赤ちゃんが無事なのがわかっていたので、他のママさんたちとも普通に話ができた。 他の赤ちゃんを見ると、私も早く会いたい、と少し切なく思ったけれど、うちの子もこんな表情するのかな? とかいろいろ想像できた。
点滴は朝晩の抗生剤1つずつになった。 午後は先生の許可をもらってLeikと外出。 正直言ってかなりしんどかった。 車を駐めに行ったLeikを、面会受付のある入り口で待っている時に、ガードマンさんに「時間外の受診受け付けはあっちですよ」と言われるぐらい。 でも頑張って来た甲斐があった! NICUに入っている赤ちゃんと対面! 保育器の中だったけど触ることもできた。 陣痛が来てから初めて泣いた。
点滴は前日と同じ。 朝、久しぶりにシャワーを浴びることができた。 そして、午前中に抜鉤(ばっこう。いわゆる抜糸)。 傷は、さすがに前回の帝王切開よりも大きいので、抜く針の数も多い。 食事はすでに普通のものになっていたし、だいぶ歩けるようにもなっていたのでお昼から食堂デビュー(この病院は、大部屋の人は食堂でご飯を食べるのだ)。 他の産婦さんとおしゃべりしながら食べられるのが嬉しい。
点滴なし。 足がむくんでゾウさんのよう。このころむくむものらしい。むくみは退院後に解消。
「もうちょっと置いてもらいなさい」と母親に言われたけど、めでたく退院。 「順調なら、木曜日に切ったら木曜日に退院」というこの病院。
赤ちゃんも退院。 最初、低酸素状態だったから酸素を補給してもらってたんだけど、メキメキ回復。 ホントは10日にも退院できたみたいだけど、めそが熱を出してしまったので延期。 特に大きな問題もないし、約1週間遅れだけど、退院できて良かったね! |
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