VBAC(帝王切開後の経膣分娩)失敗で子宮破裂、胎児仮死を経験した記録です。手術後、NICUに搬送された赤ちゃんの写真を見ながら傷の痛みと後陣痛を抱えて長い夜です。

1.VBACとは(豆知識)
 
2.陣痛が来るまで
 
3.陣痛が来てから
 
4.手術決定!
 
5.手術
 
6.手術を終えてから
 
7.手術後の経過 8.手術を終えて思うこと 9.用語解説

 

 

6.手術を終えてから


疲れ果てていたけど、眠れるでもなく、しばらく付き添ってくれてた母親と会話。

Leikは赤ちゃんと一緒に(って言うか、気がついたら救急車は先に行ってたので、あとから自動車で)市立病院へ行ったそう。

めそに「ママがんばったねぇ」なんて言われてちょっと嬉しい。



先生が様子を見に来てくれる。

「いや〜、あと10分遅かったらどうなってたか分からない。10年寿命が縮みましたよ」

なんて言われて、本当に危険な状態だったんだなぁと今更ながらに思う。



その後Leikが戻ってきた。

NICUに入院する赤ちゃんはみんなするという血液検査の結果待ちが長くて、「遅いねぇ」なんて言ってたんだけど。

とりあえず元気、ということを聞いてひと安心。

看護師さんが撮ってくれたという、赤ちゃんのポラロイド写真が嬉しい。

Leikが持参していたデジカメの写真も見せてもらった。

目がパッチリ開いていて、生まれたばかりの赤ちゃんって、ものすごく意識がしっかりしているっていうのを思い出した。

なんだかめその生まれた頃にそっくり。
女の子だからか、めそよりはだいぶ優しい顔をしてるけど。

Leikはめその時でも触れなかった、生まれたばかりの新生児を触ってきたと、ちょっと嬉しそう。



みんなが帰ったあとは、ポラロイド写真を枕元に置いて、長い夜を過ごす。

麻酔がだんだん切れてくると、やっぱりおなかが痛い。

傷もだけど、あとばら(後陣痛・子宮収縮痛)も痛い。

少しウトウトして目が覚めて、時計を見ると15分しか経ってないよ〜って感じ。

天井にTVがあれば、気が紛れるのにな〜とか考える。

看護師さんも頻繁に来てくれたし、痛み止めも打ってもらったけど、眠れるほどじゃない。

そりゃ、さっきのどうにもならない激痛に比べたら耐えられる痛みだったけど、私が生きてきた中で、一番長い夜だったかも。


あとばらは1人目より2人目、2人目より3人目が痛いって聞いてたけど、本当だなぁと実感。

痛み止めの座薬を入れてもらったりして凌いでたんだけど、結局数日間は、傷の痛みプラスあとばらで結構つらかった。

経産婦さんが「陣痛より痛い」なんていうのもうなずける。

 

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